四国三郎と阿讃山系ツーリング
記事/BB☆ひろ(2004/2/24記)
h4>後編
国道193号線から広域農道へ入る。
日陰は雪が溶けずガチガチのアイスバーンだここぞとばかりに後輪を滑らせて遊ぶ。最初はシャリシャリだったバーンも標高が上がるにつれジャリジャリからザクザクに傾斜のきつい場所ではスタックして上れなくなる。
しかたなく、押してあがる事に、アスファルトが見えれば再び跨り出発を繰り返す。これが予想以上にしんどい。。。そんなことをしていると郵政カブとすれ違う。どーやらスノータイヤを履いてるみたいだ、楽々轍をさけて走り去っていく。うらやましい。。。やっぱり雪道はカブがいいのかなぁなどと考えながらバイク用チェーンが本気で欲しくなる。TWなら車用がつくんじゃないか?とか馬鹿な事を考えながらひたすらバイクを押す。
ようやく美馬三頭峠に着いたのでしばし休息。
四国で二番目に高い山と二番目に長い川を眼下に眺める。
一休みした所で時計を見れば11:00を過ぎていた、、、しまった、お目当ての讃岐うどんの店は11:00~13:00までしか営業していない。慌ててうどん屋を目指す。
何とか12時前に到着。しかし既に店外に長蛇の列。ならぶのが嫌いな自分、普通なら他所に行くのだけども此処だけは我慢して並ぶ。
讃岐うどんにも色々有り、最近メジャーになってきた釜玉。最近では讃岐うどんといえば釜玉といった感じだが、古くからの郷土料理としての讃岐うどんは、
『しっぽくうどん』だいこん、にんじん、とうふ 油揚げ、がはいってる(すまし仕立てのけんちん汁にうどんが入ってる思ってください) 。
『小田巻きうどん』茶碗蒸しの中にうどんが入ってる。
など変わったものがあるので是非そちらも食べてみてほしい。
話はもどって、釜玉だけでもいろいろ店が有るのだけど、、自分が一番気に入ってるのは通称タニベイ。谷川米穀店のうどんだ。
讃岐には色んなうどん屋が有る。いわゆる観光客を狙った店舗系、システム化されたセルフサービス店系、あやしい店系。あやしい店系は各店ごとに独特のしきたり掟がるので少し勇気がいるが味は絶品なのである。説明しだすときりがないので割愛させていただく。
此処タニベイは、うどん大¥200と小¥100、そば大¥200と小¥100、卵¥30入り、熱いか冷たいを選びつたえる。
うどん粉もそば粉もすべて石臼でひいた自家製。薬味もすべて自家製。キザミ葱、一味唐辛子、青唐辛子の酢漬けを刻んだものこれがヾ(@⌒¬⌒@)ノ ウマヒィ
釜から茹で上がったばかりの熱々のうどんに生卵と出汁醤油と薬味をかけたべる。うどんに生卵が絡み『にゅるにゅるもちもちあつあつ』である。
注意一杯目は素早く食べましょう。そしてさらに(*^¬^*)ウィーッモウイッパイ。丼に残った生卵と出汁醤油の中にもう一度熱々のうどんを入れてもらう。よーくかき混ぜ今度はゆっくり食べる、すると生卵が出しの染みたとじ玉子になる。一つの玉子で二度美味しい。これだけ食べても430円は驚きのプライス。
もっと詳しく知りたい方は「讃岐うどん」「谷川」「釜玉」で検索すれば膨大な数が Hitするはず。
讃岐うどんツアーバスも観光しながらゆっくり周るプランやひたすらはしごするヘビーなぷらん等、いろいろ出てるので讃岐に来たときは是非味わってほしい。
讃岐の宣伝ばかりしてもあれなので、次回は我が町徳島の麺事情を取材しようと思う。マタネッ(^ー^)ノ~~Bye-Bye!
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