シリーズ・夢物語「天国からの電話」
記事/てぃあら♪(2014/11/14記)
シリーズ・夢物語
天国からの電話
夫が亡くなって二年ほど経ったある夜の夢です。
夢の中の私は我が家でくつろいでた。
すると、リビングの電話がなったので、出ました。
私「もしもし?」
相手「もしもし、ああ、俺だけど…?」
私「ええ!……………」絶句!
そう、亡くなった夫だったのだ。
私は夢なのにあまりの事に言葉が出なくて黙っていると、続けて夫が言う。
夫「なぁ…俺、アメリカに行って最新の治療受けたいんだけど、付いて来てくれるよな?かあちゃん(夫の母親)には許可を貰ったから…な?」
私「……………」やっぱり言葉が出ず黙ったままでいた。
夫「じゃあ、また電話するから、その時までに考えといてくれ」
そう言って困惑する私が黙ったまま電話は切れた。
そして、その夢の電話を忘れた頃、そう更に三年ほど経っていたが、又亡き夫から電話が夢の中に本当にかかってきた!
電話の呼び出し音が鳴って受話器を取る私。
私「もしもし?」
夫「俺。…アメリカ行きの事考えて置いてくれたか?」
私「……、えっと、ね(^^;」
私は夢の中で考えた。『もしかして、この人死んだこと理解してない?』そう思った私は言ってみた。
私「ねぇ?あなた、もう死んでるのよ?…(^^;だからもう治療は必要ないの…」
その後、夫は何も言わずに電話を切って終わった。
この二回目の夢以降、7~8年経つが夫から夢の中へ電話が掛かることは一度もない。
私は今だから思いますが、本当に夫は自分の死を理解していなかったのだろう。死後の世界は私達が生きている時間とは関係無いと言われています。あちら側から死者が生者とコンタクト取ろうとすると生前使っていた方法(この場合電話)で夢に入り込むのは一般的でしょう。
映画やドラマの様に死者が実体化して現れるにはかなりの霊的エネルギーが要るとか。こういうのも、スピリチュアルミーティングと言うのだろうか?解りませんが、私の夢にはファンタジー系もあるので、楽しみにしてて下さいね♪
(つづく)