阿波踊りの楽しみ方~其の一
記事/BB☆ひろ(2004/7/7記)
宵闇に流れる“よしこのリズム”、本番のお盆を前に、そこかしこの公園で練習に熱が入る。徳島の夏の一大イベント阿波踊り。徳島県人は一年を阿波踊りのために生きてる人もいるくらいだ(言過ぎ)。
二拍子の鉦の音が聞こえるとザワザワと街は落ち着きがなくなる。そして、お盆が過ぎればソレまでの活気がウソのように静まり、どこからか疲労感さえ漂ってくるから不思議だ。
この阿波踊り、連といわれるひとつのチームで踊るのだが、その連にもいろいろ種類が ある。大きく分けて、「有名連」「企業連」「学生連」の三つである。
「有名連」とはいわゆる有志が集まり、伝統を守りつつ特色ある踊りを披露するプロに近い人たちだ。
「企業連」とは会社ぐるみの連だ。会社の第一に会社の宣伝効果を尊重する有名タレントを呼んだりするのもここだ。
そして勢いの「学生連」。いわゆる大学生の連もうなんでもあり。
それぞれの連が仕事を終えて集まり、夕食もそこそこ練習に精を出す。
本番でなく今ぐらいの時期、月明りの元散歩してみれば一番風情が感じられるのではないだろうか。
耳を澄ませば河川敷や公園から夜風に乗ってきこえてくる“よしこのリズム”を一度楽しんでみて欲しい。
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