伊勢海老祭
記事/BB☆ひろ(2003/11/1記)
10月26日、徳島県由岐町で毎年恒例の「伊勢海老祭」が開催された。今年で13回目を迎えるこの地場産業フェスタは、地元漁師の船から直送される魚介類の即売がめだまである。
即売テントにはそれぞれの船の大漁旗が掲げられ市価の半分以下の値段で売られていた。
また、市場のほかに伊勢海老汁と伊勢海老酒が振舞われ、予約制で伊勢海老飯弁当、テントでは伊勢海老うどんが販売された。
催しとしては、オープニングに地元の獅子舞が奉納された後、スチロールに入った伊勢海老の重量当てクイズ、伊勢海老の早食い競走(殻のまま出されたイセエビをどれだけ早く剥いて食べれるかを競う)、伊勢海老ビンゴ、伊勢海老Get大声パフォーマンス、伊勢海老&マグロ料理実演…まさに伊勢海老、伊勢海老、伊勢海老、尽くしなお祭であった。
地域の伝統の祭は規模が小さくなっていくなか、こういった地場産業を生かした催しが盛んになっていく。地域振興という意味では確かにいいことではあると思うが、伝統の獅子舞や山車が申し訳程度に会場の片隅にあったのが、なんともせつない思いがするのは記者の感傷であろうか。
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